プラセンタならどれも同じ?いいえ、そうでもないんです。種類によって、含まれる成分や働き、威力が少しずつ違います。「そんなこと言われても種類が色々あって、どれを選んで良いのか分からない…」と思ってしまいますよね。プラセンタの主な5種類と、その特徴をみていくことにしましょう。

人気断トツ!「馬プラセンタ」

馬プラセンタ

馬プラセンタは、最もメジャー豚プラセンタ約254倍のものアミノ酸を含みます。さらに豚にはない、アミノ酸を6種類も配合。アミノ酸はお肌の保湿成分、NMF(天然保湿成分)の主成分にもなっているので、お肌のシワ・たるみ・弾力不足が気になる方であれば、より年齢肌に効果を発揮しやすいと言えます。馬はとてもデリケートなので、徹底した衛生管理のもと、ホルモン、抗生剤などをなるべく摂取せずに育て上げられています。また、日本で多く流通している馬プラセンタはサラブレッドなど、血統がはっきりしているものが多いです。安全性が高く、かつ濃度も高いと、日本ではとても人気の高いサプリメントなんです。品質管理費・希少性から値段は比較的高めとなっています。

コストで選ぶなら「豚プラセンタ」

豚プラセンタ

豚は年に2回、それも一度の出産で10頭もの子豚を生むので、安定したプラセンタ供給が叶い、プラセンタの中でもお手頃価格で手に入ります。ただし、病気にかかりやすくワクチンの接種や薬剤を投与されることも多く、そうした薬剤はプラセンタの質を落としてしまいます。徹底した飼育管理下で育てあげられた豚プラセンタを選びたいところですね。安全性を重視するのであれば、日本SPF豚協会によって厳格に定められた基準を満たす環境で、かつ抗生物質を一切与えられずに育てあげられた「SPFマーク」のあるプラセンタや、国家の家畜管理が厳しいデンマークやアルゼンチン産のプラセンタがおススメです

海外でメジャーな「羊プラセンタ」

羊プラセンタ

「北米やヨーロッパなどで人気のプラセンタです。羊はストレスなく大草原で育て上げられるので、病気になりにくく、さらにプラセンタの質もとても良いと言われています。アミノ酸の構造が人間のものと似ていて、吸収されやすいというメリットもあります。ですが、日本ではあまり見かけませんよね。これは、日本政府が羊由来の原料に輸入規制をかけているためです。羊には「スクレイピー」という伝染病があり、人間に感染することはないとされています。ですが、万が一の事態が無いとも限りません。それゆえ、政府が使用に関して慎重な判断をしているんです。狂牛病もありましたし、国民を守る、懸命な判断かもしれませんね。

威力は少し落ちるかも?「海洋性プラセンタ」

魚プラセンタ

魚プラセンタなるものも登場していますが、魚には胎盤はありません。ですが、魚の「卵巣膜」に含まれる成分が、プラセンタと近い働きをすることから、「海洋性プラセンタ」という名で販売されているようです。ホルモンバランスを整えるグリシン。9種類ある必須アミノ酸の全てが含まれていて、これらは動物性プラセンタでは得られない成分です。その一方で、プラセンタの最大の利点、細胞の分裂・分化を促進する働きを持つ「成長因子」は含みません。細胞レベルでアンチエイジングをしたいと考えるならば、哺乳類のプラセンタが良いかも知れませんね。魚プラセンタは動物性プラセンタの匂いが苦手という方に選ばれています。

医療分野で注目の的!「ヒトプラセンタ」

人間の胎盤から抽出されたエキスを使用したサプリメントです。医療現場での注射、またはサプリメントの原料としてのみ使用されています。市販では手に入りません。ヒト由来の成長因子を含むので、プラセンタの中でも最も高い効果を発揮し、その効果の高さから、医療分野では肝機能改善、乳汁分泌不全、更年期障害、精神安定などに役立てられています。もちろん美容にも高い効果を発揮し、美容クリニックでは、ヒトプラセンタの注射を取り扱うところもあります。
同じ人間由来だからこそ、感染症が気になりますが、ご安心下さい。製造の際には、医療機関とヒトプラセンタ製造業者が提携し、厳しいルールのもとで胎盤を収集。定められた工場でのみ生産されています。100%絶対に感染症の心配はないとは言い切れませんが、最善の安全対策のもとで製造された、効果の高いプラセンタと言えるでしょう。