気になるプラセンタ注射とは?安全性は?

プラセンタ注射

プラセンタ注射は、厚生労働省に認められている医療用の医薬品です。ヒトの胎盤から採取されたプラセンタ=ヒトプラセンタを使用しています。人間のものなので、他の豚や馬などのプラセンタに比べると吸収性に優れ高い効果が発揮できるとされています。ヒト由来だと感染症は大丈夫なのだろうか?など、安全性がきになりますよね。結論から言えば、安心して使用できます。具体的には以下のようなフローをへて私達に届けられます。

  • 原料受け入れ時に、B型肝炎、C型肝炎、後天性免疫不全症候群(エイズ)、成人T細胞白血病、リンゴ病の5つのウイルスについて再検査。
  • 未知のウイルスに備えて、最終製造工程で高圧蒸気殺菌。
  • 製品試験でウイルス等の病原性物質についての確認試験が行われ、製品化。

こうした2重、3重に及ぶ安全検査・対策を経ているので、感染症などの心配は極めて低いと言われています。

プラセンタ注射の効果

プラセンタ注射では美容~健康に及ぶまで広い範囲の効果が認められ、広く応用されています。アンチエイジングなどの美容目的では、3か月以上使用を続けると、みずみずしい美肌を実感できると言われています。ホルモンバランスを整えて精神を落ち着ける効果もあるので、イライラしがち+お肌の調子が気になるならば、ぜひとも利用したいものですね。効果を一覧にしてみてみましょう。

  • 疲れ、肩こり、腰痛、筋肉痛、関節痛
  • シミ、くすみ、肌荒れ、アンチエイジング
  • 皮膚乾燥症
  • 冷え性
  • 更年期障害
  • 自律神経失調症
  • 月経困難症、生理不順
  • アレルギー疾患
  • 脳卒中後の神経麻痺
  • 肝機能障害
  • 胃十二指腸潰瘍
  • 膠原病

プラセンタ注射の種類と違い

プラセンタ注射には更年期障害と乳汁分泌不全の治療に使われる「メルスモン」と、肝機能改善の目的で使用される「ラエンネック」の2種類があります。どちらも美容目的でも使用されていますが、違いが気になりますよね。メルスモンは主にホルモンに関する病気に使用されているので、肌荒れやお肌の不調に効果的と言えるのではないでしょうか。一方の「ラエンネック」肝機能改善の他に疲労回復、肩こり、腰痛、アレルギー症状にも使用されます。さらに分子分画法と呼ばれる特殊なフィルターを使用することで、分子レベルで成分を選り分ける方法で抽出しているのでメルスモンよりも若干ですが、濃度が高いです。肉体的な疲れ+アンチエイジング効果ならば「ラエンネック」がよいかも知れません。

使用頻度や費用はどの位?

最初の1ヶ月間は1週間に2回程度の注射が効果を実感できる投与頻度と言われています。2ヶ月目より1週間に1回注射し、個人差はありますが1~3か月で効果を実感できるのだとか。病気の治療が目的であれば保険適応となり、1回につき500円程度となります。その他、美容や疲労回復目的であれば、適応外となるので1回につき1,000~2,000円が目安です。医療機関によってはビタミンを混ぜ合わせるなど、プラセンタの濃度によって値段が異なるので、事前にしっかりとリサーチしましょう。回数券料金など、独自のお得な金額設定をしているケースもあります。

プラセンタ注射の注意点

プラセンタ注射そのものは徹底した品質管理のもとで製造されているので安心ですが、使用方法を間違えれば思わぬ副作用に見舞われるかも?!注意点を見ていきましょう。
・注射の方法は「皮下又は筋肉注射」に限る
本胎盤医療研究会理事会は、プラセンタの静脈注射はショック症状になる可能性があるため行わないようにと発表しています。さらに、静脈に流したところで、すぐに排出されるので、あまり意味がないのだとか。筋肉や皮下注射の方が持続した効果を発揮しやすいとされています。ですが、クリニックによっては静脈注射、点滴を採用するケースもあるようなので注意しましょう。
・「カクテル注射」は危険?避けた方が良い注射
他の薬剤を混ぜ合わせたプラセンタ注射を提供するところもありますが、未認可の投与法です。「血圧低下、ショック状態、呼吸困難、チアノーゼ、痙攣、ホルモン異常」などの危険性が指摘されています。